2年ぶりの全国学力調査

2021/06/10




小学生や中学生の時に受けたことのある人も多いと思われる、全国学力・学習状況調査、通称全国学力調査ですが、
この調査は2007年から始まったもので、毎年行われています。

しかし、昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっており、(また、2011年度も東日本大震災の影響で中止)今年度は2年ぶりの実施となりました。

例年だと4月に行われる全国学力調査ですが、昨年度の一斉休校による遅れを加味し、5月27日から行われたそうです。


(以下は2021年5月27日の朝日新聞デジタルの記事より一部抜粋)

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小学6年生と中学3年生を対象にした文部科学省の全国学力調査が27日、各地の小中学校で始まった。昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止され、2年ぶりの実施。現在、10都道府県に新型コロナ対応の緊急事態宣言が出ているが、文科省によると、一昨年と同程度の約2万9千校(全体の98%)が参加する見込み。結果は8月に公表される予定。

(以下略)

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日程が5月末になった影響で遠足や修学旅行等の学校行事と日付が重なり、後日調査を受ける学校もあるそうですが、一昨年度とほぼ変わらず、全体の98%の学校が参加する見込みであることが事前の調査でわかっていました。

学力を問う出題だけでなく、児童・生徒の学習環境や生活環境のアンケート調査も行われているのですが、参加校の中にはこちらのアンケートはタブレット端末などによりオンラインで回答するなど、初めての試みもありました。
また、3年に1度、保護者の方を対象にしたアンケート調査も昨年度実施ができなかったことから、繰り越して今年度行われました。


今回の調査科目は国語と算数・数学でしたが、結果が出るのは8月頃だそうです。
もしかしたら今回の調査で新型コロナウイルス感染拡大の学力への影響もわかるかもしれませんね。
影響が少ないことがわかれば安心ですが、そうでなかった場合、今後の学校や授業のあり方、イレギュラーへの対策の強化など、様々なことが改めて見直されるかもしれません。

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